結婚式ゲストの交通費・宿泊費用はどのくらい負担する?
結婚式に遠方からのゲストを招待する場合、交通費や宿泊費用を新郎新婦側で負担するのがマナーです。
交通費・宿泊費は新郎新婦が負担する
遠方のゲストを招待する場合、ゲストの移動と宿泊先を考えなければなりません。基本的には交通費や宿泊費は新郎新婦が全額負担するのが望ましいです。
長距離移動しなければならないゲストなどは交通費が高額になる場合がありますが、ゲストからは交通費や宿泊費の負担はどの程度するのか聞きにくいものです。なので出席のお願いをする時にこちらで負担する事を伝えましょう。
親戚の交通・宿泊については親戚間で取り決めがある場合があるのでまず親に相談しましょう。
- 基本的には新郎新婦が全額負担する
全額負担ができない場合
新郎新婦の実家が遠いなど、遠方からのゲストが多く交通費・宿泊費の全額負担が厳しい場合は、最低でも半額は負担しましょう。交通費と宿泊費がかかるゲストの場合は交通費か宿泊費のどちらかを新郎新婦が負担しましょう。
- 全額負担が厳しい場合は最低半額は負担する
相手から交通費・宿泊費の負担は必要ないと言われた場合
ゲストに交通費・宿泊費は必要ないと言われた場合、厚意に甘えても大丈夫です。引き出物の袋の中などに『遠方からお越しいただきありがとうございました』と書いたメッセージカードと一緒に特別に用意した品物や商品券などを入れておくと感謝の気持ちが伝わります。
移動・宿泊先の手配をする
交通費・宿泊費をこちらが負担する場合だと、移動や宿泊先の手配を新郎新婦で行うと親切です。新幹線は往復分のチケットを郵送して送り、宿泊先は駅や式場の近くの宿を予約しましょう。新幹線や飛行機の時間や宿泊先をこちらで指定すると逆に不便になるゲストもいるので、必ずゲストの都合を確認してから予約するようにしましょう。
また、駅から会場までの距離が遠い場合はマイクロバスを手配するなど、当日のゲストの移動手段を考えておきましょう。
交通費の負担を減らしたい場合は運転手付きのバスをチャーターするという方法もあります。まとめてゲストを乗せることができるので遠方のゲストが多い場合は便利です。
事前に移動や宿泊の手配ができない場合
事前に移動や宿泊の手配ができない場合は、お車代として当日ゲストに渡します。目立たないように渡すのがマナーですので、受付の時に受付係から渡すか、挙式前に親(主に母親)から渡すと良いでしょう。